【患者】70代前半 女性
【主訴】4日前に風邪かと思ったが咳が止まらないので病院に行ったら、気管支喘息と診断された。
【現病歴】4日前から咳が止まらず近医にて気管支喘息と診断された。そんな状態で当院に行って良いかと相談を受けた。ぜひお越しくだいということで来院された。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】70代前半 女性
【主訴】4日前に風邪かと思ったが咳が止まらないので病院に行ったら、気管支喘息と診断された。
【現病歴】4日前から咳が止まらず近医にて気管支喘息と診断された。そんな状態で当院に行って良いかと相談を受けた。ぜひお越しくだいということで来院された。
続きを読む【現症】症状は咳で、元々首が固った状態で首の症状で来院されていた。ゼーゼー、ヒューヒューといった喘鳴はない。とにかく咳が止まらず、連続的に激しい咳を繰り返す。
【施術と結果】本症例は、4日前から咳が止まらないことから、気管へ行く血管が潰され血行不良が起きていると考えた。気管へ行く神経がある肩甲骨右側の内側を触察により筋緊張がみられた。
先ずは、肩甲骨右側の内側を緩消法にて5分施術。咳が徐々に止まっていき2割ほど減った。更に同じ箇所周辺を5分施術し、咳は更に3割ほど減った。
次に、肩甲骨右側の内側に繋がる脊柱起立筋の腰部高位第一腰椎周辺を触察すると、やはり筋緊張が確認できたので、20分ほど弛緩した。ほとんど咳は止まった状態となった。
残りの時間は脊柱起立筋の腰部高位第一腰椎周辺の弛緩に時間を費やした。
咳は止まっていた。「咳が止まった!」と驚いた様子もあったが喜びの報告を受けた。