【患者】80代後半女性
【主訴】歩くと足が痛い
【既往歴】ー
【現病歴】約26年前から歩くと足裏が痛く、近医病院にて扁平足と言われ過ごしていた。約5年前、他病院受診し足底筋膜炎の診断を受ける。投薬処方を受けるが辛い。その後、鍼治療を受けたが改善せず、歩行を控える様指示を受け、約1年外出せずに過ごすと筋力低下による歩行困難となった。6ヶ月前からパーソナルジムに通い筋力は改善するが、ひどい筋肉痛がその度に発生。足腰に力が入る様になったが、歩くと足底が痛い。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】80代後半女性
【主訴】歩くと足が痛い
【既往歴】ー
【現病歴】約26年前から歩くと足裏が痛く、近医病院にて扁平足と言われ過ごしていた。約5年前、他病院受診し足底筋膜炎の診断を受ける。投薬処方を受けるが辛い。その後、鍼治療を受けたが改善せず、歩行を控える様指示を受け、約1年外出せずに過ごすと筋力低下による歩行困難となった。6ヶ月前からパーソナルジムに通い筋力は改善するが、ひどい筋肉痛がその度に発生。足腰に力が入る様になったが、歩くと足底が痛い。
続きを読む【現症】来院時、入り口から施術ベッドに座るまでの間も、足裏が痛いと訴える。
【施術と結果】本症例は歩行時の足底の痛みがあり、下腿部後面の筋群を確認すると酷く痛みを訴え、軽く触れても痛みを訴える。腓腹部の筋緊張が足底部痛の発生源であり、下腿部の筋緊張は腰部筋群の緊張が原因であると考えた。
先ず、右腓腹部を軽く触れて緩消法を約3分行うと、触れた際の痛みが随分軽くなったとご報告いただく。そのまま続けて筋弛緩を合計約6分行い起立して頂くと、全然痛くないとご報告いただいた。左腓腹部の筋弛緩を行い起立と共に歩行確認した。歩行状態が良好になって「痛くない。痛くない。」とお話しされた。
下腿部筋の筋緊張の原因である腰部筋群の筋緊張に、腰部側面より筋弛緩を行い施術終了した。
しっかり治したいとお話しされた。