【患者】60代後半 女性
【主訴】長時間のデスクワークで膝が痛くて、ストレッチをしたが、なかなか治らない。揉んだりもしてみたが悪化した。
【現病歴】約1日前、特に誘因なく右膝関節周辺に痛みが出現。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】60代後半 女性
【主訴】長時間のデスクワークで膝が痛くて、ストレッチをしたが、なかなか治らない。揉んだりもしてみたが悪化した。
【現病歴】約1日前、特に誘因なく右膝関節周辺に痛みが出現。
続きを読む【現症】右膝が痛く足を引きずりながらの来院。特に右膝裏側に痛みが発生する。安静時痛あり。
【施術と結果】本症例は、約1日前から特に誘因なく右膝関節裏側に痛みが発生し、目視及び触察により腫脹や熱感が確認できないことから、右膝関節周辺の筋緊張による血行不良が一つの痛みの要因であろうと考えた。
先ずは、起立動作で最も痛みを感じる部位を示してもらったところ、右膝関節裏側周辺を示したため、触察により筋緊張を確認し、同部位周辺に緩消法を約2分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、起立動作での左膝関節外側の痛みが10から7(NRS改変)と小さくなった。変化が確認出来たため、同部位周辺に緩消法を約5分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、起立動作での左膝関節外側の痛みが10から3(NRS改変)と小さくなった。
変化があったため、同部位周辺に緩消法を約5分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、起立動作での左膝関節外側の痛みが10から0(NRS改変)と消失した。
右膝の痛みが消失したことに喜んだ様子で、歩いて帰れそう!と笑顔で帰路につかれた。