【患者】50代前半 女性
【主訴】2か月くらい前から、仕事のせいか頚のところが常に重だるい。夜も十分に寝付けないし日中は集中できない感じがある。
【現病歴】約2か月前から徐々に頚部に圧重感を覚え、経過観察しているが症状が残存している。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】50代前半 女性
【主訴】2か月くらい前から、仕事のせいか頚のところが常に重だるい。夜も十分に寝付けないし日中は集中できない感じがある。
【現病歴】約2か月前から徐々に頚部に圧重感を覚え、経過観察しているが症状が残存している。
続きを読む【現症】常時頚部圧重感あり。
【施術と結果】本症例は、約2か月前から頚部の圧重感を訴えており、その要因は頚部の筋緊張による血行不良と考えて触察したところ、頚部左側の広範囲に筋緊張が確認できた。
はじめに、もっと強い筋緊張が確認できた、第2頚椎(以下、C2)棘突起から左に約2cmの筋緊張部位に約1分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、頚部の圧重感は主観で2割減少した。引き続き、同部位周辺に約2分施術し筋弛緩を確認した。その結果、頚部の圧重感は主観で5割減少した。ここで、もっとも強い筋緊張が確認できる部位がC5棘突起から左に約2cmの部位となったため、同部位に約1分施術し筋弛緩を確認した。その結果、頚部の圧重感は主観で6割減少した。引き続き、同部位周辺に約7分施術し筋弛緩を確認した。その結果、頚部の圧重感は主観で消失した。
こんな軽い力でこんなに頚が軽くなるなんてびっくりしたと喜ばれていた。