【患者】40代後半女性
【主訴】右肩から腕が痺れて痛だるい。
【既往歴】ー
【現病歴】約2週間前より症状が発現し近医整形外科受診。胸郭出口症候群の疑いと診断を受ける。その後当院に相談があり来院された。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】40代後半女性
【主訴】右肩から腕が痺れて痛だるい。
【既往歴】ー
【現病歴】約2週間前より症状が発現し近医整形外科受診。胸郭出口症候群の疑いと診断を受ける。その後当院に相談があり来院された。
続きを読む【現症】右肩周辺部から上腕そして前腕から手指に痺れと痛だるさがある。
【施術と結果】本症例は誘因なく発生している為、肩周辺部と肩甲骨周辺部の筋緊張による血行不良であり、腰部筋群の筋緊張が原因であると考えた。
先ず、症状の強い上腕部の筋緊張に対し緩消法を行い筋弛緩を確認したが、症状に変化がない為、右鎖骨上窩の筋緊張を弛緩することとした。症状が主観で8割となった。
次に右肩甲骨内縁部の筋緊張に対し緩消法を約2分行い筋弛緩が確認した。症状を聞くと主観で6割と報告を受ける。症状に大きく変化があった為、続けて同部位周辺部の筋緊張に対し緩消法を約5分行い筋弛緩を確認した。主観で症状は4割と報告を受けた。
上半身の筋緊張の原因を改善する為、腰の筋弛緩を行うことを説明し、腰部側面のの筋緊張に対し緩消法を約10分行い筋弛緩を確認した。腰部側面の体表より押圧深約1cmから3cmに深く弛緩した。主観で症状は2割となり肩が軽くなったとお話しされた。
再発防止の為腰部を軟らかくするようお話しした。