【患者】50代後半 男性
【主訴】右足の甲が痺れる。
【現病歴】6日前に仕事で作業中に転倒しそうになり右足で踏ん張った後、翌日から右足甲に痺れを感じるようになった。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】50代後半 男性
【主訴】右足の甲が痺れる。
【現病歴】6日前に仕事で作業中に転倒しそうになり右足で踏ん張った後、翌日から右足甲に痺れを感じるようになった。
続きを読む【現症】右足甲2~4趾中足骨に痺れがあり、足関節の屈曲時に痺れが強くなる。
【施術と結果】本症例は、転倒回避後に発症した右足甲の痺れを訴えており、目視・触察にて熱感や腫脹は確認できなかったことから痺れの要因は筋緊張による血行不良と推測した。
先ず、足関節屈曲時に痺れが強くなること、転倒回避の為に右足で踏ん張ったとのことから足関節周辺の筋緊張が関与しているのではないかと考え右足関節周辺の筋を触察し、長趾伸筋と思われる筋に筋緊張を確認した。緩消法を約2分施し、筋弛緩を確認した結果足関節屈曲時の痺れが患者ご本人主観で8割減少したと報告を受けた。
次に、足底部の筋緊張も関連があるのではないかと考え触察しを行い、2~4趾中足骨裏面の短趾屈筋に筋緊張を確認して緩消法を約3分施し筋弛緩を確認した結果、痺れは解消したと報告を受けた。