【患者】80代後半 男性
【主訴】めまい
【現病歴】後方より追突される自動車事故後、めまいが発生するようになった。めまいの程度は当初よりは軽減している。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】80代後半 男性
【主訴】めまい
【現病歴】後方より追突される自動車事故後、めまいが発生するようになった。めまいの程度は当初よりは軽減している。
続きを読む【現症】下のものを取ろうとするときや歩行時に軽いめまいが生じる。フワフワした感じが気持ち悪い。
【施術と結果】本症例は、交通事故後3か月続くめまいを訴えており、目視・触察にて熱感や腫脹は確認できなかったことから要因は頸部の筋緊張による血行不良と推測した。高齢であることを念頭におき施術を進めていった。
先ず、頸部を触察し右胸鎖乳突筋に筋緊張を確認し緩消法を約1分施し筋弛緩を確認した結果、症状の変化は認識できなかったが、ご本人主観でスッキリしているとの報告を受けた。胸鎖乳突筋起始部の乳様突起から下顎角下縁の筋緊張部位を約5分、続いて左胸鎖乳突筋にも同じく約5分施術し、筋弛緩を確認した後に、起立、歩行、前屈動作を行っていただいた結果、めまいは消失していると報告を受けた。