【患者】20代後半女性
【主訴】肩が痛くて外側に上げれない。
【既往歴】ー
【現病歴】2週間前に肩に違和感を覚え、次第に痛みの為、腕を上げる事が出来なくなった。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】20代後半女性
【主訴】肩が痛くて外側に上げれない。
【既往歴】ー
【現病歴】2週間前に肩に違和感を覚え、次第に痛みの為、腕を上げる事が出来なくなった。
続きを読む【現症】右肩関節可動域(以下、ROM)自動で外転約80°
【施術と結果】本症例は殆ど腕を上に上げる動作、挙上や外転運動をしなかった為、筋緊張が進み症状が発現した物と考え、原因は肩関節周辺部筋の筋緊張であり、それを引き起こすのは腰部筋群の筋緊張であると考えた。
先ず、右肩関節外転運動に拮抗する筋群の筋弛緩をする事とした。緩消法を約2分行い筋弛緩を確認すると、右肩関節ROM自動で外転約100°に拡大した。効果があった為続けて約5分筋弛緩を行い右肩関節ROM自動で外転約120°に拡大した。
次に、腰部筋群を側面より緩消法を約10分行い筋弛緩を確認した。痛みは10から0(NRS改変)に消失し右肩関節ROM自動で外転約160°に拡大した。
痛みがなくなりお喜びいただいた。
後日、すっかり良くなったとご報告いただいた。