背中の右側が痛い症状に対する改善例

【現症】右肩甲骨内縁部に痛みの為、右肩関節可動域（以下、ROM)自動で挙上約135°

【施術と結果】本症例は誘因なく発生している為、肩甲骨内縁周辺部筋群の筋緊張であり、症状が改善しない原因として腰部筋群の筋緊張であると考えた。

　先ず、右肩甲骨内縁部の筋緊張に対し緩消法を約2分行い筋弛緩を確認した。痛みは10から8（ＮＲＳ改変）に小さくなった。症状に変化が認められた為、続けて同部位に施術を行い痛みは10から0（ＮＲＳ改変）に消失した。右肩関節ROM自動で挙上約160°に拡大した。

　次に腰部筋群の筋緊張が側面の体表より押圧深約1cmを確認し、緩消法を約10分行い筋弛緩を確認した。腰部側面の体表より押圧深約1cmから3cmに深く弛緩した。右肩関節ROM自動で挙上約170°に拡大し背中の痛みがなくなり大変喜ばれた。