【患者】50代前半女性
【主訴】肩こりがひどい
【既往歴】ー
【現病歴】20歳代より肩こりがあり、いろいろな所でもみほぐしを受けてきた。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】50代前半女性
【主訴】肩こりがひどい
【既往歴】ー
【現病歴】20歳代より肩こりがあり、いろいろな所でもみほぐしを受けてきた。
続きを読む【現症】左右共にあり、左側が強い。
【施術と結果】本症例は、肩こりを訴えており肩周辺部の筋緊張がこりの原因であり、それを引き起こす原因として腰部筋群の筋緊張であると考えた。
先ず、左側肩の一番つらい部位を指差し指示いただき、緩消法を約30秒行い筋弛緩を確認し、今現在の1番つらい部位を指先指示していただくと、最初の部位ではなく違う部位を指示された。順番に現在の1番つらい部位を指先指示いただき筋弛緩を5か所行った。筋弛緩により肩こりの軽減をわかっていただいた為、腰部筋群を弛緩する事とした。
腰部側面のやや前方に対し緩消法を約5分行い筋弛緩を確認し、次に胸腰部背面の筋弛緩に移り約5分行い筋弛緩を確認した。肩のこりが主観で5割減となったと報告いただいた。
そのまま周辺部の筋弛緩を約10分行った。左右の肩こりが主観で0となった為驚かれた。
再発しないように腰部筋を全部軟らかくするようお勧めをし、自分でも出来ることをお伝えした。