【患者】40代後半 女性
【主訴】1ヶ月くらい前から、朝起きたら首が痛くて偏頭痛もあった。
【現病歴】約1ヵ月前、起床時に右側頸部痛が発生し、同日勤務終了時に右側偏頭痛も発症した。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】40代後半 女性
【主訴】1ヶ月くらい前から、朝起きたら首が痛くて偏頭痛もあった。
【現病歴】約1ヵ月前、起床時に右側頸部痛が発生し、同日勤務終了時に右側偏頭痛も発症した。
続きを読む【現症】約2週間前に頸部痛は消失したが、偏頭痛は現在も発生している。日常生活における頸部可動域制限は確認できない。
【施術と結果】本症例は、約2週間前から続く偏頭痛を訴えており、要因の一つとして頸部の筋緊張による血行不良であろうと考えた。
はじめに、触察により右胸鎖乳突筋起始部から下方へ約2cm周辺に筋緊張を確認した。頸部右側の筋緊張部周辺に緩消法を約2分施術し、筋弛緩した。その結果、右側の偏頭痛は10から5(NRS改変)と小さくなった。変化が確認出来たため、引き続き、頸部右側の筋緊張部周辺に緩消法を約1分施術した。その結果、右側の偏頭痛は10から0(NRS改変)と消失した。