【患者】50代前半、女性
【既往歴】-
【現病歴】約1年前に第10肋骨直下に痛みが発生し、近医内科を受診したところ、肋間神経痛との診断を受けた(詳細不明)。特に加療なく過ごしていたが、痛みは軽減しないため、知人に紹介され当院受診された。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】50代前半、女性
【既往歴】-
【現病歴】約1年前に第10肋骨直下に痛みが発生し、近医内科を受診したところ、肋間神経痛との診断を受けた(詳細不明)。特に加療なく過ごしていたが、痛みは軽減しないため、知人に紹介され当院受診された。
続きを読む【現症】安静時痛はあるものの、日常生活上の可動域制限は確認できなかった。
【施術と結果】本症例は、肋間神経痛と診断を受けた右第10肋骨直下の痛みを訴えているが、触察にて腫脹や熱感が確認できなかったことから、右第10肋骨直下の筋緊張が痛みの一つの要因であると考えた。
まず、痛みを訴える右第10肋骨直下を触察し、筋緊張が確認できたため、緩消法にて約1分弛緩したところ、痛みが10から0(NRS改変)と消失した。
痛みが消失したため、残りの約25分は再発防止を目的とし、腰部側面の筋緊張を緩消法にて弛緩し終了した。
「心配はないと言われ続けていたが、痛みが消えず不安だった。痛みが消えたので安心して過ごせます。」と安堵の表情であった。