【患者】50代前半 女性
【主訴】特に朝起きた時に手をグーパーすると強張って動きがスムーズでない。
【現病歴】約1年前から起床時に両手指が掌握時に強張りを感じるようになった。日中は強張りは約3割減。約1ヶ月前からは、起床後も日中も強張り感が更に増すようになった。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】50代前半 女性
【主訴】特に朝起きた時に手をグーパーすると強張って動きがスムーズでない。
【現病歴】約1年前から起床時に両手指が掌握時に強張りを感じるようになった。日中は強張りは約3割減。約1ヶ月前からは、起床後も日中も強張り感が更に増すようになった。
続きを読む【現症】両手指掌握時に強張りがある。
【施術と結果】本症例の両手指掌握時の強張りの要因として両前腕の掌側と前腕背側の筋緊張が要因と考えて触察した。両掌側で両肘関節より近位約5㎝から約10㎝の間と両前腕背側の両肘関節より近位約5㎝から約10㎝の範囲で筋緊張を確認した。
特に強張りが強い右掌側の筋緊張に緩消法を約2分行い、筋弛緩を確認したところ、主観で強張りが3割減になったと報告を受けた。
右掌側の筋弛緩を確認した為、次に背側の筋緊張周辺部に約2分施術した。筋弛緩を確認し、主観で強張りは5割減少した。
次に左掌側の筋緊張に緩消法を約2分行い、筋弛緩を確認したところ、主観で強張りが3割減になったと報告を受けた。
右掌側の筋弛緩を確認した為、次に背側の筋緊張周辺部に約2分施術した。筋弛緩を確認し、主観で強張りは6割減少した。
両手掌握時の強張りの再発防止の為施術部位を腰部側面に移行し、約20分施術し、筋弛緩を確認し、施術を終了した。
「強張りが半分以下にはなっている。楽になりました」と喜ばれた。