【患者】50代前半女性
【主訴】しゃがむと右膝が痛い。
【既往歴】ー
【現病歴】約2ヶ月前より屈むと右膝外側下部が痛い。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】50代前半女性
【主訴】しゃがむと右膝が痛い。
【既往歴】ー
【現病歴】約2ヶ月前より屈むと右膝外側下部が痛い。
続きを読む【現症】右膝蓋骨下部外側に疼痛を訴えるが、蹲踞姿勢は可能。
【施術と結果】本症例は、約2ヶ月前から誘引なく発生しているが、約15年前に右膝を捻挫し負傷した履歴を伺った為、膝関節周辺部の筋緊張があると共に、古傷の可能性も考えた。
先ず痛む部位を指先指示いただき、患部の筋緊張を触察し施術を開始した。
約2分緩消法を施し筋弛緩を確認し痛みは10から8(NRS改変)に小さくなった。効果があった為、続けて周辺部の筋緊張に対し緩消法を約5分行い筋弛緩を確認した。痛みがさらに小さくなった為、痛む直接患部を弛緩する事とした。弛緩を続けると約1mm のしこりを確認し筋硬結と考えた。その部位に緩消法を約2分行うと硬結は消失した。蹲居姿勢での痛みは10から0(NRS改変)になり消失した。
痛みがなくなり大変喜ばれた。