【患者】10代後半男性
【主訴】サッカー練習中、夕方になるとサッカーボールが見えなくなることがある。
【既往歴】網膜色素変性症(1週間前)
【現病歴】約3週間前、サッカー練習中視野下部にボールが通過する際、ボールが消える現象があった為、近医眼科受診し網膜色素変性症と診断された。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】10代後半男性
【主訴】サッカー練習中、夕方になるとサッカーボールが見えなくなることがある。
【既往歴】網膜色素変性症(1週間前)
【現病歴】約3週間前、サッカー練習中視野下部にボールが通過する際、ボールが消える現象があった為、近医眼科受診し網膜色素変性症と診断された。
続きを読む【現症】昼間には視野異常の自覚はなく、日が沈んだ夕刻に症状を感じると申告があった。
【施術と結果】本症例は誘因なく視野の欠損が発生している。頚部筋群の筋緊張による目への血行不良も原因の1つであると考え、頚部の緊張部位を弛緩することとした。
又、頚部筋群の筋緊張の原因として腰部筋群の筋緊張であると考え並行して腰部への施術も行うこととした。
先ず、施術時間帯では自覚症状がない為すぐに頚部筋を弛緩する事とし、腰部側面の筋緊張に対しても緩消法を約10分行い筋弛緩を確認した。腰部側面の体表より押圧深約1cmから2cmに深くなった。続けて腰部筋の弛緩を続け腰部側面の体表より押圧深約4cmに深くなった。
その日の施術終了し1週間後来院された際、症状が良くなっているとご報告いただいた。
症状の改善が期待できる為続けて腰部の弛緩を進める事とした。