【患者】30代前半、女性
【既往歴】-
【主訴】2日前から急に口を開けた時に関節の辺りに痛みが出るようになった。
【現病歴】約2日前に特に誘因なく、開口時に左顎関節痛が発生するようになった。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】30代前半、女性
【既往歴】-
【主訴】2日前から急に口を開けた時に関節の辺りに痛みが出るようになった。
【現病歴】約2日前に特に誘因なく、開口時に左顎関節痛が発生するようになった。
続きを読む【現症】安静時痛はなし。開口2横指で左顎関節周辺に痛みが発生する。
【施術と結果】本症例は、約2日前に特に誘因なく発生した開口時の左顎関節痛を訴えているが、目視と触察にて腫脹や熱感が確認できなかったため、顎関節周辺の筋緊張が痛みの一つの要因であると考えた。
まず、痛みを訴える左下顎頭周辺を触察し、筋緊張が確認できたため、緩消法にて約1分弛緩したところ、開口2横指での痛みは10から0(NRS改変)となった。
痛みに変化が確認できたため、引き続き同部位を緩消法にて約1分弛緩したところ、開口時の痛みが10から0(NRS改変)となり、日常生活上の制限は確認できなくなった。
ご本人の都合により短時間の施術となったが、「急に口が開かなくなってびっくりしたが、全く痛くなくなって安心しました。」とお喜びの表情であった。