【患者】30代前半、男性
【既往歴】-
【現病歴】約3年前からデスクワークをするようになり、約2年前から仕事中に後頭痛が発生するようになっていた。ここ1ヶ月は毎日午後2時頃になると必ず後頭痛が発生し、仕事が困難なため、当院受診された。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】30代前半、男性
【既往歴】-
【現病歴】約3年前からデスクワークをするようになり、約2年前から仕事中に後頭痛が発生するようになっていた。ここ1ヶ月は毎日午後2時頃になると必ず後頭痛が発生し、仕事が困難なため、当院受診された。
続きを読む【現症】来院時も安静時痛あり。日常生活上の可動域制限は確認できなかった。
【施術と結果】本症例は、約2年前から仕事中に発生する後頭痛を訴えているが、目視と触察にて腫脹や熱感が確認できなかったため、痛みを訴える部位の周辺の筋緊張による血行不良が痛みの一つの要因であると考えた。
まず、痛みを訴える第一頚椎周辺を触察し、筋緊張が確認できたため、緩消法にて約1分弛緩したところ、痛みが10から0(NRS改変)と消失した。
第一頚椎周辺の筋緊張は腰部側面の筋緊張により発生すると考えられたため、残りの約20分は再発防止のため、腰部側面の筋緊張を弛緩し終了した。
「痛みがすぐ消えると聞いていたが、こんなに早く消えると思っていなかった。」と驚きの表情であった。