【患者】30代後半 男性
【主訴】子供の頃からアトピーで首や顔、肘の内側が痒い。特に夜になると痒みが生じる。時々腰も痛くなる。
【現病歴】近医にて幼少時よりアトピー性皮膚炎と診断。以前はステロイド軟膏なども使用したことがあるが、現在は何も薬は使用していないとのこと。
幼少時から、特に夜間になると頸部や顔面、肘の内側に痒みが生じる。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】30代後半 男性
【主訴】子供の頃からアトピーで首や顔、肘の内側が痒い。特に夜になると痒みが生じる。時々腰も痛くなる。
【現病歴】近医にて幼少時よりアトピー性皮膚炎と診断。以前はステロイド軟膏なども使用したことがあるが、現在は何も薬は使用していないとのこと。
幼少時から、特に夜間になると頸部や顔面、肘の内側に痒みが生じる。
続きを読む【現症】特に夜間になると頸部や顔面、肘の内側に痒みが生じる。就寝時に無意識で痒い箇所をかいてしまい、肌が荒れた状態になる。頸部や顔面、肘の内側には引っ掻き傷がある。
【施術と結果】本症例の患者は幼少時より、頸部と顔面、肘の内側にアトピー性皮膚炎を訴えており、緩消法で良くなると言うことを見つけ来院。アトピー性皮膚炎の要因として、皮膚に近い表面の筋肉への血行不良が考えられ、主に頸部に要因があると考えた。
目視において、頚部、顔面は赤くただれている。肘には湿疹の様なものがみられる
頚部を触察していくと確かに左右それぞれかなりの筋緊張が診られた。
首を硬くしている要因としてつながっている腰部も関係があるので、首と腰部の弛緩をメインに進めていった。
施術中に痒みがあるわけではないので、確認はできないが、腰部の筋が真横から5cm軟かくなり、頸部の筋緊張が1cmほど軟かくなった状態で、2週間後に来院されると頸部と肘の内側の痒みが半分以下になっているとご報告を受けた。
引っ掻き傷も見た目に1/2程度になったように見られる。完全に治したいようで現在も治療中である。