【患者】70代後半 女性
【主訴】約3ヶ月前に朝起きた時に首が痛くなった。その内治るかなと思ったが中々治らないので来ました。
【現病歴】約3ヶ月前に朝起床時に頚部痛が発生した。経過観察していたが症状に変化がない。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】70代後半 女性
【主訴】約3ヶ月前に朝起きた時に首が痛くなった。その内治るかなと思ったが中々治らないので来ました。
【現病歴】約3ヶ月前に朝起床時に頚部痛が発生した。経過観察していたが症状に変化がない。
続きを読む【現症】安静時痛なし。頚部関節可動域(以下、ROM)は自動右回旋約30°で頚部左側面の痛みの為制限あり。
【施術と結果】本症例は約3ヶ月前に発症した頚部痛を訴えているが、目視、触察によって出血および熱感、腫脹がない事と3ヶ月以上続く慢性的な痛みである事から筋緊張による血行不良が痛みの要因と考えた。
触察によって頚部左側面に強い筋緊張を確認し緩消法にて約2分施術した結果、頚部ROMは自動右回旋約30°での痛みは10から8(NRS改変)と小さくなった。効果があった事から更に約15分施術した結果、頚部ROMは自動右回旋約45°と大きくなり痛みは10から5(NRS改変)と小さくなった
次に頚部左側面より約2cm前方の胸鎖乳突筋と思われる筋緊張部位に約10分施術して筋弛緩を確認した結果、頚部ROMは自動右回旋約50°と大きくなり痛みは10から0(NRS改変)と消失した。
「もっと早く来れば良かった」とお喜びのご報告を受けた