【患者】30代後半 女性
【主訴】3ヶ月くらいから喉の詰まり感や締め付けられる感じがある
【現病歴】約5年前に咽喉頭異常感症を発症し消長を繰り返す。約3ヶ月前から再発し現在に至る。病院では自律神経失調症と言われる。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】30代後半 女性
【主訴】3ヶ月くらいから喉の詰まり感や締め付けられる感じがある
【現病歴】約5年前に咽喉頭異常感症を発症し消長を繰り返す。約3ヶ月前から再発し現在に至る。病院では自律神経失調症と言われる。
続きを読む【現症】喉の詰まり感や締め付けられる感じがある。
【施術と結果】本症例は約5年前から発症し、約3ヶ月前から再発した咽喉頭異常感症を訴えているが、近医病院での検査で自律神経失調症の診断を受けている事から頚部の筋緊張が痛みの要因と考えた。
先ず、頚部側面を触察したところ頚部右側面に強い筋緊張を確認した。同部位に約2分施術した結果、締め付け感が主観で2割減少した。更に約10分施術して筋弛緩を確認した結果、締め付け感は主観で5割減となった。
次に、触察にて頚部前面の胸鎖乳突筋と思われる部位周辺に筋緊張を確認し、同部位に約5分施術した結果、締め付け感は主観で7割減となった。詰まり感は残存しているが頚部の筋緊張の要因である腰部の施術に移行した。
腰部側面を触察したところ、腰部側面の押圧深は左右共に約1.5㎝であり筋緊張を確認した。同部位に緩消法を約30分施術し筋弛緩を確認した結果、押圧深は左右共に約3.5となり、喉の詰まり感は消失した。
「喉の症状も腰からの影響なんですね。」とお喜びのご報告を受けた。