【患者】40代後半 男性
【主訴】朝起きたら首を曲げると痛くなった。
【既往歴】―
【現病歴】約8日前、寝違えにより頚部左回旋時に頚部左側周辺に痛みが生じる。頚部自動関節可動域(以下、ROM)制限約20°。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】40代後半 男性
【主訴】朝起きたら首を曲げると痛くなった。
【既往歴】―
【現病歴】約8日前、寝違えにより頚部左回旋時に頚部左側周辺に痛みが生じる。頚部自動関節可動域(以下、ROM)制限約20°。
続きを読む【現症】頚部ROMは、頚部左回旋約20°で頚部左側周辺に痛みが生じる。
【施術と結果】本症例は、約8日前から出現した頚部痛で、特に誘因なく生じていることから、痛みの要因の1つとして痛みを訴える頚部周辺の筋緊張による血行不良であろうと考えた。
先ずはじめに痛みが出現する頚部左側周辺の筋緊張部位に緩消法を約2分施術し、筋弛緩を確認。結果、頚部左回旋約20°での頚部左側周辺の痛みが10から0(NRS改変)と消失。左回旋約45°と大きくなった。
変化が確認できた為、さらに同部位周辺の筋緊張部位に約3分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、左回旋約45°で、頚部左側周辺の痛みが10から0(NRS改変)と消失した。