【患者】30代前半 女性
【主訴】毎日、琴の練習をしてたら首が痛くなってしまった。
【既往歴】−
【現病歴】約2週間前から琴の練習を継続し過ぎ、下を向くと頚部左側に痛みが発生。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】30代前半 女性
【主訴】毎日、琴の練習をしてたら首が痛くなってしまった。
【既往歴】−
【現病歴】約2週間前から琴の練習を継続し過ぎ、下を向くと頚部左側に痛みが発生。
続きを読む【現症】頚部屈曲約20°で頚部左側に痛みが生じる。
【現症】頸部関節可動域(以下、ROM)屈曲約20°で第3頸椎(以下、C3)高位に痛みが発生する。安静時痛は確認できない。
【施術と結果】本症例は、頸部屈曲時にC3高位の痛みを訴えており、頚部周辺の筋緊張による血行不良が痛みの一つの要因であろうと考え、当該痛みの部位を触察すると、第3頸椎高位の筋に筋緊張を確認。当該筋緊張部位周辺に緩消法を約30秒施術し、筋弛緩を確認。結果、頸部屈曲時にC3高位の痛みは10から0(NRS改変)と消失した。