【患者】20代後半 女性
【主訴】2日前に北海道へ行った帰りの飛行機で、着陸前に左右耳が詰まり始めて耳の中が圧迫されるような感じで徐々に聞こえにくくなった。
【既往歴】−
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】20代後半 女性
【主訴】2日前に北海道へ行った帰りの飛行機で、着陸前に左右耳が詰まり始めて耳の中が圧迫されるような感じで徐々に聞こえにくくなった。
【既往歴】−
続きを読む【現症】左耳の耳閉感により多少の聴力低下が発症する。
【施術と結果】本症例は約2日前、飛行機着陸中に発症した耳閉感を訴えており、一つの要因として耳介前方周辺の外頚動脈の枝である浅側頭動脈周辺の血行不良により耳閉感が発症しているであろうと考えた。
はじめに、耳介前方の左下顎窩周辺を触察したところ、筋緊張を確認した。同部位周辺に緩消法を約1分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、耳閉感が主観により5割減少したと報告を受けた。変化が確認できたことから、さらに同部位周辺の筋緊張部位に約1分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、耳閉感が主観により消失した。
「耳がスッキリして、聞こえにくい感じがなくなった。耳の中の圧迫感がなくなって安心した。」と笑顔で帰路につかれた。