【患者】40代後半、女性
【既往歴】-
【主訴】2年前に交通事故に遭ってむち打ちになり、それから上を向くのが辛い。
【現病歴】約2年前に交通事故に遭い、むち打ちになり、近医整形外科にてリハビリを半年継続。長時間同じ姿勢が続くことと頭部伸展・右回旋動作にて痛みが悪化する。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】40代後半、女性
【既往歴】-
【主訴】2年前に交通事故に遭ってむち打ちになり、それから上を向くのが辛い。
【現病歴】約2年前に交通事故に遭い、むち打ちになり、近医整形外科にてリハビリを半年継続。長時間同じ姿勢が続くことと頭部伸展・右回旋動作にて痛みが悪化する。
続きを読む【現症】安静時も右頭半棘筋周辺に痛みがある。日常生活上の可動域制限は確認できなかった。
【施術と結果】本症例は、約2年前の交通事故により発生したむち打ちの症状を訴えているが、目視と触察にて腫脹や熱感が確認できなかったため、右頭半棘筋周辺の筋緊張が痛みの一つの要因であると考えた。
まず、痛みを訴える右頭半棘筋周辺を触察し、筋緊張が確認できたため、緩消法にて約10秒弛緩したところ、安静時痛・頭部伸展動作時の痛み・頭部右回旋動作時の痛み全て10から0(NRS改変)となった。ご本人の希望により短時間の施術となったが、「狐につままれたようだというのはこのことか。なぜだかさっぱりわからないけど痛みが全然ない。」と驚きの表情であった。