10年前から続く右足首の痛みが2分で消失した例

【現症】右足首の安静耳痛はない。右距腿関節可動域回外10°（以下、ROM）で痛み、引張感が発生。痛みは足背部骨外側縁辺りに発生。

【施術と結果】本症例は右距腿関節の慢性的な運動痛を訴えているが、目視及び触察により熱感、腫脹が認められなかった為、筋緊張による血行不良が要因であろうと考えた。

　先ず一番痛みのある箇所を指差していただき、触察すると長趾伸筋辺りの硬結の様な固まりを確認した為、同箇所に約2分緩消法を行った。その結果右距腿関節可動域回外ROM約20°となった。痛みは10から2（NRS改変）と消失した。効果が認められた為、同箇所に緩消法を約2分行った。その結果痛みは10から0（NRS改変）と消失した。

　その後は再発防止の為に必要と考える腰部の筋弛緩を行い施術を終了した。こんなに短時間で痛みがなくなるのが凄いと驚いた様子で帰られた。