【患者】70代前半 男性
【主訴】寝ている間に、ほぼ毎日5~6回、トイレで起きてしまう。眠れなくて辛い。どうにかしたい。
【現病歴】約数年前から特に誘因なく頻尿が発現した。それと同時に高血圧症もある。高血圧症は約20年前に近医内科にて診断された。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】70代前半 男性
【主訴】寝ている間に、ほぼ毎日5~6回、トイレで起きてしまう。眠れなくて辛い。どうにかしたい。
【現病歴】約数年前から特に誘因なく頻尿が発現した。それと同時に高血圧症もある。高血圧症は約20年前に近医内科にて診断された。
続きを読む【現症】寝位で腹部中心に圧痛がある。触察によると下腹部全体に筋緊張がある。
【施術と結果】本症例の頻尿の症状は誘因なく発現し、薄手の衣服の上からの触察で熱感、炎症は確認できなかった。寝位で腹部中心に全体的に筋緊張を確認した。圧痛あり。
先ずは、下腹部中心辺りから、2分かけて弛緩して行った。弛緩が確認できたので、更に15分ほど弛緩して行った。腹部全体が1cmほど弛緩できた。
残りの時間は腰部真横の筋肉の弛緩に当てた。
現在、頻尿に変化があるか確認はできないので、1週間後にどうなっているか報告して頂くようお願いした。
1週間後の来院時に、「夜間5~6回の頻尿が3回に減った」とご報告を受けた。
更に改善するように、腹部と腰部の筋弛緩に時間を費やした。