【患者】40代後半 男性
【主訴】17年前から鼻が詰まっている。ずっと鼻で呼吸ができないでいる。
【既往歴】ー
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】40代後半 男性
【主訴】17年前から鼻が詰まっている。ずっと鼻で呼吸ができないでいる。
【既往歴】ー
続きを読む【現症】鼻が詰まって眠れない、季節の変わり目に首周辺に痒みが出る
【施術と結果】本症例は、鼻が常に詰まっていると訴えていることから、頚部の外頚動脈の圧迫による血行不良のため症状が発症していると考えた。触察により外頚動脈から総頚動脈周辺の筋緊張や筋硬結がみられた。まずは左外頚動脈の上部より緩消法にて約1分筋弛緩した結果、症状は主観で5割程度軽減した。さらに約1分外頚動脈から総頚動脈の周辺の筋を弛緩した結果、症状は主観で9割減少した左側はスッキリしたと報告を受けた。
さらに右側頚部も同様に弛緩していくと、ほとんど症状が出ない状態となった。頭の重さも改善されたとご報告を受けた。頚部を緊張させているのは繋がっている腰部の筋緊張が要因であることを伝え、腰部10番肋骨の際周辺を弛緩させていった。
再発させないためにも腰部の筋緊張と頚部の筋硬結なども緩めていく必要があることをお伝えして終了。「鼻で呼吸ができます!」と、とても喜ばれて帰られた。