1年前に発症した右膝関節痛が3分で改善した例

【現症】約1年前、正座からの立ち上がり動作時に、右膝関節内側に痛みが発生する。右膝関節周辺に、日常生活における可動域制限と安静時痛は確認できなかった。

【施術と結果】本症例は、特に誘因無く右膝関節内側に痛みが発生しており、目視及び触察により腫脹や熱感が確認できないことから、痛みの一つの要因として、右膝関節内側周辺の筋緊張による血行不良であろうと考えた。

　はじめに、最も痛みを感じる部位を示指で示してもらったところ右膝関節内側周辺を示した為、触察により筋緊張を確認し、緩消法にて約1分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、右膝関節内側の痛みは10から5（NRS改変）と小さくなった。

　変化が確認できたため、触察により同部位に筋緊張を確認し、緩消法にて約2分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、正座からの立ち上がり動作時の右膝関節内側の痛みは10から0（NRS改変）と消失した。

　膝の痛みが消えたことにより、安心した表情で笑顔で帰路に疲れた。