【患者】30代前半 男性
【主訴】首の前側が痛い。頭がぼーっとする。
【現病歴】約7年前から5年ほど筋トレを続けた後に、両頚部前側下部周辺に痛みが発症。その後、悪化し続け、頭部に血流が上がらず思考がはっきりしない。
最近さらに悪化し全く改善しないので来院されたとのこと。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】30代前半 男性
【主訴】首の前側が痛い。頭がぼーっとする。
【現病歴】約7年前から5年ほど筋トレを続けた後に、両頚部前側下部周辺に痛みが発症。その後、悪化し続け、頭部に血流が上がらず思考がはっきりしない。
最近さらに悪化し全く改善しないので来院されたとのこと。
続きを読む【現症】安静痛有り。胸鎖乳突筋起始部周辺に痛みを訴えている。
【施術と結果】本症例は、約7年前から胸鎖乳突筋起始部周辺に痛みを訴えており、目視・触察にて熱感や腫脹が確認出来ない事から、痛みの要因は痛みを訴えている部位周辺の筋緊張と考えた。触察により癒着様、硬結様が確認できた。
先ずは、痛みのある箇所を指摘して頂き、頚部右側下部の痛みを訴えた部位の癒着様を確認し緩消法を約2分行い、痛みは10から8(NRS改変)となった。さらに5分弛緩し痛みは10から6(NRS改変)となった。
次に、頚部右側下部に繋がっている腰部第10番肋骨の真下周辺を10分弛緩した。結果、痛みは10から4(NRS改変)となった。
今度は、頚部左側下部の痛みを訴えた部位の癒着様を確認し緩消法を約2分行い、痛みは10から8(NRS改変)となった。その後、頚部右側と同様に弛緩し、結果、、痛みは10から6(NRS改変)となった。
残りの時間は肩や腰部の弛緩に充てた。
「楽になりました!予約します。」と言って帰られた。
この症例により頚部痛改善には緩消法がかなり有効であることが期待できる。