【患者】60代後半 女性
【主訴】左膝が痛くて正座ができない。
【既往歴】高血圧
【現病歴】左膝痛が発現したのは約2ヶ月前でヨガのポーズをした時に違和感を感じ、徐々に痛みが憎悪した。近医整形外科に受診した所、変形性膝関節症と診断された。ヒアルロン酸を注入してもらうが変化がなく知人の紹介で来院された。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】60代後半 女性
【主訴】左膝が痛くて正座ができない。
【既往歴】高血圧
【現病歴】左膝痛が発現したのは約2ヶ月前でヨガのポーズをした時に違和感を感じ、徐々に痛みが憎悪した。近医整形外科に受診した所、変形性膝関節症と診断された。ヒアルロン酸を注入してもらうが変化がなく知人の紹介で来院された。
続きを読む【現症】左膝の安静耳痛はない。左膝関節可動域屈曲120°(以下、ROM)で痛み、引張感が発生。痛みは膝蓋骨内側縁辺りに発生。
【施術と結果】本症例は左膝関節の慢性的な運動痛を訴えているが、目視及び触察により熱感、腫脹が認められなかった為、筋緊張による血行不良が要因であろうと考えた。
先ず一番痛みのある箇所を指差していただき、触察すると内側広筋と思われる腱の付着部である膝蓋骨の内側縁辺りの硬結の様な固まりを確認した為、同箇所に約2分緩消法を行った。その結果左膝関節可動域屈曲ROM約160°となった。痛みは10から2(NRS改変)と消失した。効果が認められた為、同箇所に緩消法を約2分行った。その結果痛みは10から0(NRS改変)と消失した。
その後は再発防止の為に必要と考える腰部の筋弛緩を行い施術を終了した。こんなに短時間で痛みがなくなるのが凄いと驚いた様子で帰られた。