【患者】40代後半 女性
【主訴】朝起きたら寝違えで、首が曲げにくくなった。仕事に影響が出るので治してほしい。
【既往歴】―
【現病歴】約5日前、寝違えにより頚部右回旋時に頚部左側周辺に痛みが発生し、日常生活上の頚部自動関節可動域(以下、ROM)制限を確認。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】40代後半 女性
【主訴】朝起きたら寝違えで、首が曲げにくくなった。仕事に影響が出るので治してほしい。
【既往歴】―
【現病歴】約5日前、寝違えにより頚部右回旋時に頚部左側周辺に痛みが発生し、日常生活上の頚部自動関節可動域(以下、ROM)制限を確認。
続きを読む【現症】頚部ROMは、頚部右回旋約20°で頚部左側周辺に痛みが出現する。
【施術と結果】本症例は、約5日前から出現した頚部痛で、目視及び触察により腫脹や熱感は確認できなかったことから、一つの痛みの要因として痛みを訴える頚部周辺の筋緊張による血行不良であろうと考えた。
まず、痛みが出現する頚部左側周辺の筋緊張部位に緩消法を約1分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、頚部右回旋約20°での頚部左側周辺の痛みが10から0(NRS改変)と消失した。右回旋約50°と大きくなった。変化が確認できた為、さらに同部位周辺の筋緊張部位に約1分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、右回旋約50°で、頚部左側周辺の痛みが10から0(NRS改変)と消失し、日常生活上の頚部ROM制限は確認出来なくなった。
「一瞬で痛みが消えた!」と大変驚いた様子で笑顔で帰路につかれた。