【患者】40代後半、男性
【主訴】腰のこの辺りが痛い。朝起きた時に痛みがある。
【既往歴】ー
【現病歴】約6ヶ月前、特に誘因なく腰部中心付近に痛みが発生。仕事の際、バイクの運転で特に痛みが増す。以前、整体などにも通っていたが、それ以降の著明な改善が見られていない。起床時に痛みあり。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】40代後半、男性
【主訴】腰のこの辺りが痛い。朝起きた時に痛みがある。
【既往歴】ー
【現病歴】約6ヶ月前、特に誘因なく腰部中心付近に痛みが発生。仕事の際、バイクの運転で特に痛みが増す。以前、整体などにも通っていたが、それ以降の著明な改善が見られていない。起床時に痛みあり。
続きを読む【現症】第4腰椎棘突起正中より左右へ約3cm外側の腸骨稜高位付近に、座位前傾姿勢約20°で痛みが出現する。また、起床時に痛みが増大する。
【施術と結果】本症例は、第4腰椎棘突起正中より左右へ約3cm外側の腸骨稜高位付近に、座位前傾姿勢約20°で痛みが増大してくるとの訴えから、当該部位の筋緊張によるものと考えた。当該部位の触察にて、緊張を強く感じる箇所を指摘してもらった。
まずは、約2分で同箇所の筋弛緩を確認。痛みは10から0(NRS改変)と消失した。痛みの部位が1cmほど上に移動したのでその部位を2分弛緩した。痛みは10から0(NRS改変)と消失した。痛みの位置はさらに1cmほど上に移動し、その部位を2分弛緩した。痛みは10から0(NRS改変)と消失した。
ほぼ痛みがない状態になったので、次に腰部側面から再発防止のために15分ほど弛緩していった。
座位の姿勢で色々と動いてもらい痛みが出ないか確認していただいた。
「すごく楽になりました。今後も続けていきたい。」とご報告を受け、予約を取ららて帰られた。翌日、「起床時に痛みが出なかった」とメッセージを頂いた。