【患者】40代後半 男性
【主訴】数年前の骨折後から右手の甲の中心あたりが強ばり、動かしずらい。
【既往歴】ー
【現病歴】数年前から骨折後、ギブスで固めていたせいもあり、右手の甲の中指(ちゅうし)延長線上中心付近に強ばり感発生。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】40代後半 男性
【主訴】数年前の骨折後から右手の甲の中心あたりが強ばり、動かしずらい。
【既往歴】ー
【現病歴】数年前から骨折後、ギブスで固めていたせいもあり、右手の甲の中指(ちゅうし)延長線上中心付近に強ばり感発生。
続きを読む【現症】手を握る動作で、中指延長線上右手の甲中心付近が強張る。
【施術と結果】本症例は数年前の骨折後に1ヶ月ほどギブスをはめていたことにより、その後、右手の甲の中指延長線上中心付近が強張る様になったと考えられる。
触察にて筋緊張を確認できた。
先ず、強ばり感のある部位に緩消法で30秒施術。結果、強張り感は、6割減となった。効果があったので同部位にさらに30秒施術。結果、強張り感は消失した。
「手から何か出ているんですか?」と驚いた様子であった。
念の為、その延長線上である前腕も2分ほど弛緩していった。
残りの時間も腰部の弛緩に時間を費やした。
主訴は頚部痛で来院したが、他に気になるところがありますか?と尋ね、手の甲も弛緩していった。だいぶ軽減したので、「すごく軽くなりました!」と大変喜ばれた。