【患者】40代前半 女性
【主訴】右肩から右手にかけて重たい感じがあって動かしづらい。特に朝起きるときにつらい。
【既往歴】10年前両肩関節周囲炎
【現病歴】約1年前に、特に誘因なく右上肢の倦怠感を覚え、変動はあるが症状が残存している。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】40代前半 女性
【主訴】右肩から右手にかけて重たい感じがあって動かしづらい。特に朝起きるときにつらい。
【既往歴】10年前両肩関節周囲炎
【現病歴】約1年前に、特に誘因なく右上肢の倦怠感を覚え、変動はあるが症状が残存している。
続きを読む【現症】右上肢の倦怠感あり。右上肢の関節可動域制限。巧緻性低下は確認できなかった。
【施術と結果】本症例は、約1年前から右上肢の倦怠感を訴えており、その要因は右上肢の筋緊張による血行不良と考えて触察したところ、頚部から腰部にかけて広範囲の筋緊張が確認された。
はじめに、頚部広範囲の筋緊張緩和のため第2腰椎棘突起から右に約6cmの筋緊張部位に約2分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、右上肢の倦怠感は主観で3割減となった。引き続き、同部位周辺に約5分施術し筋弛緩を確認した。その結果、右上肢の倦怠感は主観で5割減となった。引き続き、同部位周辺から腰部右側面にかけて約10分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、右上肢の倦怠感は主観で8割減となった。
腰の施術で腕の症状が改善したことに驚かれていた。