【患者】30代後半女性
【主訴】生理痛がひどく腰部と腹部がつらくなる。
【既往歴】20代前半より生理痛がつらく過ごしてきた。
【現病歴】ー
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】30代後半女性
【主訴】生理痛がひどく腰部と腹部がつらくなる。
【既往歴】20代前半より生理痛がつらく過ごしてきた。
【現病歴】ー
続きを読む【現症】対象日でなく会話の中で困った症状を聴取した。
【施術と結果】本症例は、生理の黄体ホルモン(プロゲステロン)分泌期に一致して腹部から腰部に対する疼痛が出現する為、通常期においても腰部と腹部筋の筋緊張が強いため、対象時期になると、より筋緊張が増すのではないかと推測をし、腰部筋群の筋緊張を弛緩することとした。先ず、腰部筋群側面の体表より押圧深を計測すると約0.5cmを確認した。腰部側面の筋緊張に対し緩消法を約10分行い筋弛緩を確認した。腰部側面の筋弛緩が確認でき押圧深約2cmとなった。続けて側面よりやや前方の筋緊張部位や、後方の筋緊張に対し緩消法を約15分行い筋弛緩を確認した。腰部側面の筋弛緩が確認でき押圧深約3.5cmとなった。腰部筋が弛緩できていることをご確認いただき、軟らかさに驚かれた。その日の施術は終了し、次回も腰部筋の筋弛緩を行った。
後日来院時、生理痛が穏やかであり楽であったとご報告いただいた。