【患者】80代前半、女性
【既往歴】-
【主訴】約4ヶ月前から段々と腰が曲がってきている。腰も痛くなってきて歩けなくなるんじゃないかと不安になる。
【現病歴】約4ヶ月前から徐々に腰が前傾し右側に側屈してきた。歩行時の腰部痛も発症。家族から緩消法認定院への通院を勧められて来院。近医整形外科では経過観察と言われる。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】80代前半、女性
【既往歴】-
【主訴】約4ヶ月前から段々と腰が曲がってきている。腰も痛くなってきて歩けなくなるんじゃないかと不安になる。
【現病歴】約4ヶ月前から徐々に腰が前傾し右側に側屈してきた。歩行時の腰部痛も発症。家族から緩消法認定院への通院を勧められて来院。近医整形外科では経過観察と言われる。
続きを読む【現症】安静時痛なし。立位にて胸腰部関節可動域(以下、ROM)は伸展約-15°、左側屈約-20°。
【施術と結果】本症例は、約4ヶ月前からの側弯と腰痛を訴えているが、外傷性ではないことから側弯と痛みの要因は腰部の筋緊張であると推察した。
先ず、腰部側面を触察したところ押圧深は左側約0㎝、右側約3㎝と筋緊張を確認した。同部位に約30分施術し筋弛緩を確認した結果、押圧深は左側約1.0㎝、右側約4.0㎝となり痛みは10から5と小さくなり、胸腰部関節可動域(以下、ROM)は伸展約-10°、左側屈約-15°となった。
次に、腹部を触察したところ腹筋群周辺及び腹斜筋周辺に筋緊張を確認した。仰臥位にて同部位に約15分施術したところ、痛みは10から0と消失し、押圧深は左側約3.0㎝、右側約4.5㎝となり、胸腰部関節可動域(以下、ROM)は伸展約-5°、左側屈約-5°となった。
「わーすごい!え~本当に治るんだ」とご本人、ご家族共に驚いた様子でした。