【患者】40代前半、女性
【主訴】首が痛くて左が向けない、ずっと左肩に重りが乗っている感覚
【既往歴】ー
【現病歴】5年以上前から左側頚部から肩部に強い凝りを感じていたが、約3か月前から頚部左回旋動作に痛みによる可動域(以下、ROM)制限が生じた。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】40代前半、女性
【主訴】首が痛くて左が向けない、ずっと左肩に重りが乗っている感覚
【既往歴】ー
【現病歴】5年以上前から左側頚部から肩部に強い凝りを感じていたが、約3か月前から頚部左回旋動作に痛みによる可動域(以下、ROM)制限が生じた。
続きを読む【現症】頚部右回旋60°で痛み無し、左回旋30°で痛み、引張感が発生。頚部両側に筋緊張を認めるが、左側により強い緊張を触察できる。
【治療内容・結果】本症例は、左側頚部に痛みによる左回旋のROM制限が生じており、左肩甲骨上角付近に1番の痛みを訴えていることから肩甲挙筋の緊張が要因であると考えた。
座位にて頚部左側面付近を緩消法で施術を始め、筋弛緩を確認していく。第2から第4頸椎高位付近を約15分施術して、痛みが10から1(NRS改変)に小さくなった。頚部左回旋は60°まで改善した。