2~3週間前から続く正座時の右大腿の引張感が軽減し正座が出来るようになった改善例

【現症】正座時に右大腿に引張感あり。正座時の踵臀距離は約3㎝。

【施術と結果】本症例は2~3週間前から続く正座時の右大腿に引張感を訴えているが、目視及び触察によって熱感や腫脹は確認出来なかったため引張感の要因は筋緊張によるものと推察した。

　触察によって右大腿下部周辺の大腿直筋と思われる部位に縦約5㎝・横約10㎝の範囲に筋緊張を確認した。大腿直筋の緊張は停止部である膝周辺の筋緊張が要因だと考え、同部位に対し約2分施術し筋弛緩した。

　結果、引張感は5割減と小さくなり、正座時の踵臀距離はほぼなくなった。変化が見られたので同部位に3分弛緩して行った。

　結果、さらに引張感は8割減。正座時の踵臀距離はなくなり臀部が踵に着きしっかり座れるようになった。残りの時間は、腰部に施術をしていった。

　「日常生活で正座をする機会が多いので、しっかり治していきたい。良くなってよかった」と喜ばれた。