【患者】30代前半 男性
【主訴】人を抱き起してから腰が痛い。冷えると余計に痛い。
【既往歴】-
【現病歴】3日前に大柄の男性を抱き起こし、その翌日に腰痛を発症した。現在も痛みが残存している。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】30代前半 男性
【主訴】人を抱き起してから腰が痛い。冷えると余計に痛い。
【既往歴】-
【現病歴】3日前に大柄の男性を抱き起こし、その翌日に腰痛を発症した。現在も痛みが残存している。
続きを読む【現症】胸腰部自動関節可動域(以下、ROM)屈曲約20°で腰部に運動痛あり。
【施術と結果】本症例は、一昨日から腰痛を訴えており、患部周辺を目視および触察で確認したが、熱感・腫脹・内出血は確認できなかった。そのため、痛みの要因は腰部の筋緊張と考えて触察したところ、腰部正中から両側面にかけて広範囲に筋緊張が確認できた。
はじめに、最も強い痛みを訴える第4腰椎棘突起から両側に約7cmの筋緊張部位に、約2分施術し筋弛緩を確認した。その結果、胸腰部ROM屈曲約20°における運動痛は10から6(NRS改変)となった。引き続き、同部位周辺に約5分施術し筋弛緩を確認した。その結果、胸腰部ROM屈曲約20°における運動痛は10から0(NRS改変)と消失し、胸腰部ROM屈曲約40°まで痛みなく可動域が広がった。
このまま痛みが続くかとちょっと不安だったけど、痛みが取れて安心したとのことだった。