【患者】20代後半、女性
【既往歴】-
【主訴】3時間以上続けてオリーブの種抜きをしていたら親指の付け根が痛くなった。
【現病歴】3時間以上種抜き器を使用してオリーブの種抜きをしたところ、右母指球周辺に痛みが発生し、次の日になっても痛みが続いている。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】20代後半、女性
【既往歴】-
【主訴】3時間以上続けてオリーブの種抜きをしていたら親指の付け根が痛くなった。
【現病歴】3時間以上種抜き器を使用してオリーブの種抜きをしたところ、右母指球周辺に痛みが発生し、次の日になっても痛みが続いている。
続きを読む【現症】安静時には痛みは感じないが、把握動作にて右母指球周辺に痛みが発生する。
【施術と結果】本症例は、3時間以上オリーブの種抜きをしたことにより発生した右母指球の痛みであり、発生より約1日しか経過していなかったが、目視と触察にて腫脹や熱感が確認できなかったため、右母指球周辺の筋緊張が痛みの一つの要因であると考えた。
まず、痛みを訴える右母指球周辺を触察したところ筋緊張が確認できたため、緩消法にて約2分弛緩したところ、痛みが10から0(NRS改変)となった。
ご本人の都合により短時間の施術となったが、「物を持つことができず不便だったので、助かった。」と安堵の表情であった。