【患者】20代前半 男性
【主訴】右肩を振りかぶると痛い。ゴリゴリと音もする。なぜか昨朝から急に痛みが増した。
【既往歴】-
【現病歴】3か月前に、バドミントンをプレーしてから右肩関節に軽い運動痛を発症した。日常生活には支障がない程度のため経過観察をしていたが、昨日起床時から急に痛みが増悪した。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】20代前半 男性
【主訴】右肩を振りかぶると痛い。ゴリゴリと音もする。なぜか昨朝から急に痛みが増した。
【既往歴】-
【現病歴】3か月前に、バドミントンをプレーしてから右肩関節に軽い運動痛を発症した。日常生活には支障がない程度のため経過観察をしていたが、昨日起床時から急に痛みが増悪した。
続きを読む【現症】右肩関節自動可動域(以下、ROM)第2肢位外旋約80°運動痛あり。
【施術と結果】本症例は、3か月前から右肩関節周辺に痛みを訴えており、その痛みが昨日起床時から増悪しているので患部周辺を目視および触察で確認したが、熱感・腫脹・内出血は確認できなかった。そのため、右肩関節周辺の痛みの要因は、筋緊張による血行不良と考えた。
はじめに、最も強い筋緊張が確認された右肩関節前面の筋緊張部位に約1分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、右肩関節ROM第2肢位外旋約80°の運動痛は10から4(NRS改変)となった。引き続き、同部位周辺に約3分施術し筋弛緩を確認した。その結果、右肩関節ROM第2肢位外旋約80°の運動痛は10から0(NRS改変)と消失し、右肩関節ROM第2肢位外旋約100°まで改善した。
痛くないしゴリゴリいわなくなったと喜ばれていた。