【患者】50代前半 女性
【主訴】15分くらい立っているとお尻からひざ下までシビレが出て感覚がなくなる。
【既往歴】脊柱管狭窄症(約半年前)
【現病歴】約半年前に腰痛を発症、近医整形外科にて脊柱管狭窄症と診断され、トリガーポイント注射を7回行う。腰痛は消失したが、立位時における左臀部から左下腿にシビレが残存する。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】50代前半 女性
【主訴】15分くらい立っているとお尻からひざ下までシビレが出て感覚がなくなる。
【既往歴】脊柱管狭窄症(約半年前)
【現病歴】約半年前に腰痛を発症、近医整形外科にて脊柱管狭窄症と診断され、トリガーポイント注射を7回行う。腰痛は消失したが、立位時における左臀部から左下腿にシビレが残存する。
続きを読む【現症】安静時痛なし。15分立位で臀部から下腿にシビレが発現する。
【施術と結果】本症例は約半年前から発症した約15分立位時の臀部から下腿までのシビレを訴えているが、目視、触察によって出血および熱感、腫脹がない事から腰部全体の筋緊張がシビレの要因と考えた。
腰部全体の筋緊張は腰部側面の筋緊張が原因であると考え触察したところ、腰部側面の押圧深は左約2.5㎝であり筋緊張を確認した。同部位に緩消法を約30分施術し筋弛緩を確認した結果、押圧深は左約4.0㎝となり約15分立位時のシビレは本人主観で発現しなかった。さらに同部に約15分施術し本日の施術を終了した。
後日「あれから立っていても痺れは出なくなりました。もう治らないかもと諦めていましたが、知人に緩消法を教えてもらって良かった」とお喜びのご報告を受けた。