【患者】10代前半 男性
【主訴】2ヶ月前からしゃがむと右膝が痛かったがここ最近痛みが強くなった。
【既往歴】ー
【現病歴】サッカーしていたら2ヶ月前位から右膝が痛くなった。近医整形外科でオスグッドと言われ完治しないままプレイは続けていたが、1週間程前から痛みが強くなりプレイに支障を来すようになった。家族の勧めで当院に来院された。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】10代前半 男性
【主訴】2ヶ月前からしゃがむと右膝が痛かったがここ最近痛みが強くなった。
【既往歴】ー
【現病歴】サッカーしていたら2ヶ月前位から右膝が痛くなった。近医整形外科でオスグッドと言われ完治しないままプレイは続けていたが、1週間程前から痛みが強くなりプレイに支障を来すようになった。家族の勧めで当院に来院された。
続きを読む【現症】右膝関節に荷重痛有り。安静時は無し。右関節屈曲時に発現し蹲踞の姿勢はできない事を確認した。
【施術と結果】本症例は約2ヶ月前からの右膝脛骨粗面辺りの痛みを訴えていて1週間ほど前から悪化している。目視と触察により腫脹や熱感が確認できない事から、右膝関節周辺の筋緊張が要因と考えた。
先ず、右膝関節周辺の筋緊張は大腿四頭筋付着部である下前腸骨棘周辺の筋弛緩だと考え触察すると広範囲に辺り筋緊張が顕著に確認できた。
同箇所に緩消法を約5分行い下前腸骨棘周辺を筋弛緩を確認した。その結果、右膝関節屈曲時痛は10から2(NRS改変)となり、蹲踞の姿勢が可能になった。その後は大腿四頭筋緊張の根本的要因であると考えるられ、他部位の症状も訴えられていた為、施術部位を腰部に移行し腰部の筋緊張を触察により確認し約20分筋弛緩した。その結果、圧痛は残存するが右膝関節屈曲時痛は10から0(NRS改変)と消失した。更に蹲踞姿勢も可能になった。
短時間で痛みが大幅に改善しこれでサッカーができると報告を受けた。