3年前の交通事故後から悪化傾向にある外傷性頚部症候群が8秒で消失した例

【患者】50代前半、女性

【既往歴】-

【主訴】3年前に交通事故に遭って、むち打ちになった。その痛みが悪化している。

【現病歴】約3年前、交通事故に遭い、近医整形外科にて外傷性頚部症候群(詳細不明)との診断を受けた。安静加療のみ行い、その後治療は受けなかったが、痛みは継続していた。学生時代から肩こりがひどかったこともあり、月に1度、肩こりの発生と共に頚部の痛みも悪化することがあった。約2週間前に痛みが悪化し、軽減しなくなったため、知人の紹介により当院受診された。

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By jhocr