2ヶ月前から発現した歩行が辛い膝痛が一度の施術で改善した例

【現症】右膝に安静時痛はなく、運動痛を訴えており関節可動域は確認できない。痛みは右膝内側に限定され、歩行時痛が発現する。また、右下肢全体に主観として重さや張りを感じる。

【施術と結果】本症例は膝の運動痛を訴えているが、痛みを訴える右膝内側を触察するも腫脹及び熱感が認められなかった為、筋緊張による血行不良が痛みの要因であろうと考えた。

　先ず、痛みを訴える右膝内側面の筋緊張の要因として考える右下全腸骨棘周辺を触察すると筋緊張が確認できた為、同箇所に緩消法を約2分行い筋弛緩を確認した。その結果、右下肢全体の重さや悪さが主観として無くなったとの報告を受けた。効果が確認できた為、更に同箇所周辺の筋緊張を触察により確認し約3分行い筋弛緩を確認した。更に痛みを訴える右膝内側面を触察し筋緊張を確認した為、同箇所に約2分行い筋弛緩を確認した。その結果、歩行時痛が10から0（NRS改変）と消失した。

　毎日痛みの事ばかり考えて辛かったのでとても嬉しいと報告を受けた。