【患者】20代前半 男性
【主訴】一昨日何もしていないのに突然腰が痛くなり、動くのが辛い。
【既往歴】-
【現病歴】約2年前から軽度の慢性腰痛があり、前日に特に誘因なく急性腰痛を発症。一晩経った後も痛みは改善しなかった。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】20代前半 男性
【主訴】一昨日何もしていないのに突然腰が痛くなり、動くのが辛い。
【既往歴】-
【現病歴】約2年前から軽度の慢性腰痛があり、前日に特に誘因なく急性腰痛を発症。一晩経った後も痛みは改善しなかった。
続きを読む【現症】特に胸腰部屈曲で仙骨上部付近に強い痛み。姿勢を変える度に痛みを感じる。安静時には腰部全体に鈍痛を感じている。
【施術と結果】本症例は、誘因がない急性腰痛であり、患部周辺に腫脹や熱感が感じられない事から、腰部の筋緊張が痛みの要因と考えた。施術前の腰部の押圧深は約1cmだった。先ず、腰部側面から正中方向に向かって
緩消法を約3分施術し筋弛緩を確認した結果、座位での安静時痛は10から7(NRS改変)と小さくなった。続けて合計で約30分間、腰部側面を緩消法で弛緩していくと、結果として腰部押圧深は約3cmになり、胸腰部屈曲動作での痛みは10から0(NRS改変)と消失した。
一回の施術で痛みが消えて驚いたと共に喜んでいる様子だった。