【患者】20代前半女性
【主訴】肩こりが辛い
【既往歴】ー
【現病歴】約1週間前より肩こりが酷く辛い。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】20代前半女性
【主訴】肩こりが辛い
【既往歴】ー
【現病歴】約1週間前より肩こりが酷く辛い。
続きを読む【現症】肩周辺部を触察すると筋緊張が強い。左<右
【施術と結果】本症例は、肩こりを訴えている為、肩周辺部の筋緊張であり、それを引き起こす原因として腰部筋群の筋緊張であると考えた。
先ず、症状の強い右肩の1番辛い患部を指先指示いただき、緩消法を約15秒行い筋弛緩を確認した。1回の施術後の1番辛い患部を指先確認して頂くと、最初の指差し確認指示患部とは違う所を指差し指示いただいた。その患部に緩消法を約15秒行い筋弛緩を確認した。同様に2回目施術後の1番の1番辛い患部を伺うと違う患部を示された。1番と2番目が消失していることを確認した。短時間で、こり症状が変化し改善していることに驚かれた。
肩こりの原因は肩周辺部の筋肉が硬くなっていることをご理解いただき、軟らかくすることで症状が改善することを実感していただいた。肩の筋肉が硬くする原因は、腰の筋肉の緊張であるとお伝えし、腰部筋群の背面、胸椎12番(以下、T12)から腰椎1番(以下、L1)高位、棘突起から左右外側約4cm周辺部の筋緊張に対し緩消法を約2分行う。筋弛緩を確認した上で、周辺部の筋緊張に対し緩消法を約2分行い筋弛緩を確認した。肩こりの辛さが10から2に小さくなった。次に腰部筋群側面に筋緊張に対し緩消法を約5分行い筋弛緩を確認した。辛さが10から0に消失した。
辛かった症状が短時間で良くなった為大変喜ばれ、その日の施術を終了した。