【患者】10台後半男性
【主訴】右肩が痛く挙がらない。
【既往歴】右肩関節周辺部痛を約1年前に発症し、他整骨院で加療。その後転医し当院で約2ヶ月前に療養し施術終了している。
【現病歴】施術前日、バスケの試合にて相手選手と衝突した。右肩関節周辺部が痛く、腕を上に挙げること事が痛みの為出来なくなった。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】10台後半男性
【主訴】右肩が痛く挙がらない。
【既往歴】右肩関節周辺部痛を約1年前に発症し、他整骨院で加療。その後転医し当院で約2ヶ月前に療養し施術終了している。
【現病歴】施術前日、バスケの試合にて相手選手と衝突した。右肩関節周辺部が痛く、腕を上に挙げること事が痛みの為出来なくなった。
続きを読む【現症】右肩関節可動域(以下、ROM)自動で前方挙上約80°にて運動痛。
【施術と結果】本症例は接触による打撲であるが、患部に熱感や発赤、腫脹は目視で確認出来なかった為、右肩関節周辺部の筋緊張が痛みの原因であると推測した。
先ず、右肩前方挙上時に痛む患部を確認し、緩消法を約1分行い筋弛緩を確認した。痛みは10から8(NRS改変)に小さくなった。右肩関節ROM自動で前方挙上約110°に拡大した。効果があった為、続けて周辺部に緊張した筋肉を確認しながら緩消法を約5分行った。痛みは10から5(NRS改変)に小さくなった。右肩関節ROM自動で前方挙上約135°に拡大した。打撲による全身への筋緊張を確認し、腰部右側に肩関節前方挙上時に緊張する部位を触察した。その患部に緩消法を約2分行い筋弛緩を確認した。
痛みは10から2(NRS改変)に小さくなった。右肩関節ROM自動で前方挙上約150°に拡大した。
早期に症状がなくなったため喜ばれた。打撲による負傷の為、患部の冷却指導を行いその日の施術を終了した。
次の日来院され、痛みが無くなり喜ばれた。患部に緩消法を約2分行い患部を確認すると、痛みは10から0(NRS改変)に消失。右肩関節ROM自動で前方挙上約170°に拡大した。