【患者】60代前半 女性
【主訴】半年前に引っ越しをしてから目が疲れるようになった。
【既往歴】-
【現病歴】約6ヶ月前から両側の眼精疲労が出現し、近位眼科で目薬を処方され点眼を継続している。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】60代前半 女性
【主訴】半年前に引っ越しをしてから目が疲れるようになった。
【既往歴】-
【現病歴】約6ヶ月前から両側の眼精疲労が出現し、近位眼科で目薬を処方され点眼を継続している。
続きを読む【現症】両側の眼精疲労が出現し、主観により左右差はない。安静時痛は確認できない。
【施術と結果】本症例は、約6か月前から眼精疲労を訴えており、両側の内頚動脈周辺の筋緊張による血行不良が眼精疲労の要因であろうと考えた。
はじめに、触察により両側の胸鎖乳突筋前縁部周辺の筋緊張を確認し、同部位周辺に緩消法を約2分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、主観により両側の疲労感が5割減少したと報告を受けた。変化が確認できたため、更に両側の胸鎖乳突筋前縁部周辺の筋緊張を確認し、同部位周辺に緩消法を約2分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、主観により眼精疲労が消失したと報告を受けた。
残りの時間は再発抑制のため、両側の胸鎖乳突筋前縁部周辺の筋緊張の要因は、腰部側面の筋緊張であろうと考え、両側腰部に緩消法を約25分施術し筋弛緩を確認し、終了した。
「重たかった目が開いて見やすくなった。目がとても楽です!」と喜んだ様子で笑顔で帰路につかれた。