【患者】30代後半 男性
【主訴】中学生の頃から顎の痛みや凝りを感じる。
【既往歴】パニック障害
【現病歴】中学生の頃から歯ぎしりや噛みしめが要因となった為か顎関節の凝りや痛みを感じていた。近位歯科医院でマウスピースを作り使用したり、整体や鍼灸院で施術を受けるも改善せず当院に来院した。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】30代後半 男性
【主訴】中学生の頃から顎の痛みや凝りを感じる。
【既往歴】パニック障害
【現病歴】中学生の頃から歯ぎしりや噛みしめが要因となった為か顎関節の凝りや痛みを感じていた。近位歯科医院でマウスピースを作り使用したり、整体や鍼灸院で施術を受けるも改善せず当院に来院した。
続きを読む【現症】顎関節に安静時痛はなく、可動域制限も認められない。時に顎関節の軋轢音を感じる事はある。口の開閉時に痛み及び凝りを感じ左右差は認められない。
【施術と結果】本症例は20年以上前から顎関節に痛みや凝りを感じているが、要因としては顎関節周辺の筋緊張による血行不良であろうと考えた。
口の開閉時に痛みを感じる箇所を指示していただき、同箇所に緩消法を約30秒行い筋弛緩を確認した。その結果、同箇所の痛みは10から0(NRS改変)と消失した。同様に口の開閉時の痛みを確認し数箇所施術し、筋弛緩を確認した。
その結果、顎関節の痛み及び凝り感が消失したとの報告を受けた。長年気になっていた症状が一度の施術で消えて大変喜んでいただいた。